作:【文】Karen Hottois【絵】Julia Woignier
国:フランス
出版社:editions memo
刷年数:2018
サイズ:140 x 190 /40ページ
本の状態:【新刊】表紙・中身共に良好/ペーパーバック
スマトラのジャングルに住む無気力なオラウータンのローランのお話。
朝起きては、パリの小さな子ども達とローランの作るライチパイを木の上で楽しむことを夢見てエッフェル塔より高い木に登りパイを食べる毎日が続きます。ある銀色の夜、ローランは、彼の青い気分を気にせずに騒がしい小さなアリと知り合いになり、小さな子どもたちはテレビの前でトーストしたサンドイッチを食べる習慣があると彼に言います。ジャングルから遠く離れたテレビ。それはローランにとってはあまりにも遠い世界の話、彼はもう朝起きる意味がわかりません。アリはローランの人生をひっくり返すような提案をするのですが...。
表紙からしてJulia Woignierが描く鮮やかなイラストの印象が脳を刺激します。中身は物語ですがほぼ全ページにカットイラストも含めイラストが描かれ天地小口がオレンジに彩色されとても華やかな1冊です。