作:Eva Vančurová|チェコ
絵:Miloš Noll|チェコ
出版社:Albatros|チェコ(旧チェコスロバキア)
刊行年:1980
サイズ:195 × 250mm/48ページ/ソフトカバー
本の状態:【古書】表紙・共に経年の劣化はあるものの概ね良好/中身・ヨレ少あり(写真参照)
『Rozumbrada Filip』は、物語を読む絵本というより、「考える力」を育てるための参加型絵本です。
主人公フィリップは、日常のさまざまな場面で「どうしてこうなるの?」「次は何が起こる?」と考えながら物事を見つめます。子どもたちは絵を観察し、登場人物の気持ちや行動の理由を想像したり、物語の続きを予測したりしながら、自分の言葉で答えを見つけていきます。
「正解」を教えるのではなく、観察・比較・推理・会話を通して論理的な思考や表現力を育むことを目的とした一冊で、親子や保育の現場で一緒に楽しめるよう構成されています。
Eva Vančurová はチェコの児童書作家・教育者。
幼児の発達に寄り添った絵本やワークブックを数多く手がけ、「フィリップ」シリーズでは、遊びながら考える力を育む作品を発表しました。『Rozumbrada Filip』は、そのシリーズの代表作の一つです。
Miloš Noll はチェコのイラストレーター、グラフィックデザイナー。
親しみやすく温かなタッチで描かれた絵は、子どもが細部までじっくり観察したくなる工夫にあふれています。表情や小さな違いが物語のヒントになっており、「見ること」が自然と考えることにつながる構成になっています。